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骨折

・小さなヒビから開放骨折まで

何も無ければ骨は丈夫な組織で、若く健康な人の骨は日常的な負荷の数倍もの外力に耐えられます。
骨折とは、骨が持つ強度以上の外力が加わったために、ヒビが入ったり、折れたり、砕けたりした状態の事です。

骨折には気づかないほどの小さなヒビから、命にかかわる重症の骨折まであり、その状態によって治療法が異なります。
大きな骨折や重症の骨折を受傷した人は、緊急に医療機関へ行き治療が開始されますが、気づかないほどの小さな骨折(ヒビなど)や分離症の場合は、放置したために骨が綺麗に癒合しないまま治ってしまう事もあるため、骨折については正しい診断と適切な治療が重要です。

・骨折の治療法

●保存的治療
保存的治療とは、ギプスや添え木などを用いて骨折した部位を固定して安静を保ち、骨が癒合するのを待つ方法です。
骨は、骨を作る「骨芽細胞」と骨を壊す「破骨細胞」が常に働き、毎日生まれ変わっています。
骨が折れても治るのは、こうしたシステムが備わっているからです。

骨が折れて大きくずれている場合はうまく付着しないので、手や器具を使って皮膚の上からずれた骨や関節の位置を正しい位置に戻す徒手整復を行ってからギプスなどで固定します。
軽い骨折や疲労骨折の場合は、この保存的治療で対処するケースがほとんどです。

●手術的治療
骨の損傷が著しい場合や、徒手整復ができない、もしくは整復してもすぐに元に戻ってしまう場合、体重がかかる足の骨などは、手術を行います。
手術的治療にはいくつかの方法がありますが、骨折の状態や折れた部位などから総合的に判断されます。
折れた骨をもとに戻してネジやボルトで固定し、関節を動かしても骨が動かないようにする手術が基本です。

・骨折の治癒

骨折の治癒は、炎症期・修復期・リモデリング期という3つの段階で進み、それぞれが、重なりながら治っていきます。
骨は常に新陳代謝を繰り返していて、折れた部位分にできた新しい骨はさらに長期に渡って作り変えられ、やがて、ほぼ元通りに治ります。
骨は再生能力が高い組織の1つなので、適切な治療さえ行えば、骨折後も多くの場合は正常な機能を取り戻します。

 

骨折部では骨髄から出血して、血腫という種々の成長因子を含んだ凝血塊ができ、骨折部の周囲組織の炎症がおさまるとともに様々な細胞が増殖して骨癒合に向かいます。
また骨折部周辺の骨膜にある骨膜細胞が骨芽細胞という新しい骨を作る細胞に変化し、骨の形成を始め、骨の修復が始まります。

骨折治癒過程

第1段階【炎症期】 骨折直後から2~3週間
大きな外傷に基づく骨折部では炎症症状が現れ、また骨髄から出血して、血腫という種々の成長因子を含んだ凝血塊ができます。
やがて、炎症がおさまるとともに血種内の血小板などから出てくる成長因子が様々な細胞を増殖させます。

 

第2段階【修復期】 骨折して数日後から数週間
骨折部周辺の骨膜部位分にある骨膜細胞が骨芽細胞という新しい骨を作る細胞に変化して、新しく作った軟骨の鋳型を骨で置き換える様にして骨の形成を始め、骨の修復が始まります。

 

第3段階【リモデリング期】数週間~数カ月(場合によっては数年)
軟骨から骨に置き換わった脆弱で、変形・デコボコの見られる骨折部の骨が元々の骨に近い形の強い骨に変化していきます。
もう一度、形を作る(リモデリング)第3段階は長期にわたって続きます。

 

当院では炎症期と修復期に超音波等を使い、少しでも早い骨癒合を目指しております。

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