筋肉が張力を発揮する時の筋活動様式は

・等尺性筋収縮(アイソメトリック・コントラクション)
・短縮性筋収縮(コンセントリック・コントラクション)
・伸張性筋収縮(エキセントリック・コントラクション)

の3つに分けられます。

●等尺性筋収縮とは、関節運動が伴わず、筋肉の長さも変化しないで力を発揮する状態を指します。

●短縮性収縮とは、筋肉が縮みながら力を発揮する状態を指します。

●伸張性収縮とは、短縮性収縮と反対に筋肉が伸びながら力を発揮する状態を指します。
このような筋活動様式によって行われる筋肉トレーニングを、それぞれ
・アイソメトリックトレーニング
・コンセントリックトレーニング
・エキセントリックトレーニング
と言います。

●アイソメトリックトレーニング

筋肉が長さを変えないで力を発揮する活動様式を利用したトレーニング法です。
障害予防の為、リハビリトレーニングの初期段階で多く用いられます。
このトレーニングでは筋肉が短縮したり伸張したりする事が少ない為、スポーツの技術やパフォーマンスを向上させる神経系の改善にはあまり効果がないと考えられています。

●コンセントリックトレーニング

筋肉に一定の重さを加えながら筋を短縮性収縮させて行うトレーニングです。
運動種目にあった動作でできる事から、神経系の改善に役立つと考えられています。

●エキセントリックトレーニング

筋肉に一定の重さを加えながら筋を伸張性収縮させて行うトレーニングです。
非常に負荷が強くなり筋肉痛が強く出る傾向があります。
懸垂時の元に戻す動作などがその例です。

●アイソキネティック(等速性)トレーニング

関節が動く全範囲にわたって筋肉が最大力を発揮できるトレーニング法です。
このトレーニング法では、特殊な装置(トレーニングマシーン)を利用し、運動の全範囲にわたって運動速度が一定になるようにします。

※コンセントリックとエキセントリックについては、ダンベルやバーベルを用いるときのように負荷が一定であればアイソトニック(等張力性)、筋肉の収縮速度が一定であればアイソキネティック(等速性)と呼ばれます。