SLAP損傷=前後における上方関節唇損傷

肩の上方に痛みを伴います。
特に選手は「肩の奥のほうが痛い」と訴えることが多く、投球動作を繰り返す事で起こりやすいとされています。
ベネットスラップ
SLAPには大きく分けて4タイプありますが、この分類は形態的な分類であり、発生メカニズムを考慮したものではないため、投球障害により引き起こされるSLAP損傷の分類という位置づけではありません。

TypeⅠ 上方関節唇辺縁の擦り切れのみ
TypeⅡ 上方関節唇と上腕二頭筋長頭が関節唇から剥離し、二頭筋腱付着部が不安定となったもの
TypeⅢ 上方関節唇がバケツ柄状に損傷し、関節内に転位しているもの・関節唇と二頭筋腱付着部辺縁は残っているもの
TypeⅣ バケツ柄状の損傷が二頭筋腱にまで及ぶもの

上腕二頭筋長頭に牽引ストレスが掛かり、負荷が増大する事で慢性的な痛みとなって現れます。
痛みが続く場合は休んでRICE処置を行い、様子をみます。
しばらく休んでも痛みが変わらない場合は、それぞれのタイプに応じた手術を行う場合もあります。