最低限の自己管理とコンディショニング

スポーツや部活で痛みが出てきたら「いつか治るだろう」と、そのまま放置が一番ダメです。

スポーツで痛みを出してしまう原因の多くは使い過ぎ(オーバーユース)か、まだ身体が未発達な成長期にも関わらず過度の負荷を掛けた為の痛みです。

安静と静養が一番なのですが、スポーツをしている方はそういう訳にもいかないと思います。

スポーツや部活で痛みが出てきたら「いつか治るだろう」と、そのまま放置が一番ダメです。

最初の痛み出した場所が原因で、次々と他の場所を傷める原因になります。

特にお子様の場合だと成長障害を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

トレーニング方法やフォーム、骨格(アライメント)、施設環境、練習時間なども原因となるので、まずメディカルチェックをしっかり行い、筋力のバランスや柔軟性・成長度・体力など、そのスポーツ種目に対する適性をみてから練習プログラムを立てる事が大切です。

スポーツ障害を予防するためには、ウォーミングアップやクールダウン、アイシングといったコンディショニングをしっかり行い、スポーツ特性や自分の体力にあったトレーニング行う事です。

また、体の成長期には、無理に同じ練習せず種目やポジションを変えたりして痛みの出ている部位への負担を減らす事も重要です。

プロ・アマを問わずスポーツ人口が増加しだしてから、スポーツでの外傷や、オーバーユース(使い痛め)によるスポーツ障害で当院にいらっしゃる方が増加しています。

スポーツをする場合、基本的にはそのスポーツの特性に合った身体づくり(筋力・体力作り)をしてから取り組むのがベストと思われますが、草野球、テニス、ゴルフが代表される様に、週末だけ「ぶっつけ本番!」で試合に出場したり、月に数回だけコースに出るだけと「楽しむ」事が目的のスポーツ活動の方も多いです。

そのため終わった後に痛みが出てもすぐ治療をしようとは思わず、1ヶ月位しても痛みが取れず「何かおかしいから病院へ行って診てもらおう」や「整骨院に行ってみよう」と来院する方も少なくありません。

しかし、その後の機能回復またはリハビリ、そしてコンディション作りも後々のスポーツ活動や私生活の質を保つ上ではとても重要な事でもあります。

競技に対する意識の高いプロスポーツ選手の場合、自己管理の結果がパフォーマンスや試合結果へつながるため、ベストな状態のコンディション作りに対する意識も高く、セルフコントロールがしっかりしていて、治療に対しても積極的に根気よく通院する方が多いですそれに対し、学生のクラブ活動や楽しむスポーツレベルだと、痛みが出た時だけ通院し、少しでも痛みがなくなるとそのまま何もしなくなる事が多く、しっかり集中して治療をすれば治るケガも、治りかけた時に治療をやめてハードな練習を再開してしまうため、完全に治らないまま続けている人もいます。

ケガをしない身体づくり、高いレベルの技術を習得するための身体づくりも必要なのに筋トレばかりやらせる指導者が多いのは残念です。

海外の人と比べて日本人は体力や体格ががないので根性、気合などと叫ぶ人もいますが、監督、コーチの他、ドクター、トレーナー、栄養士さんがチームを組んで選手の状態を管理しているチームと、練習・合宿中の個人に合わせた練習メニューなど考えた事もない「長時間の練習こそ上達の道」と信じるワンマン監督のチームではその差は歴然としています。

本当に上位を目指したり、上達を願うなら選手が指導者の言いなりで受け身にならず自分自身でコンディションを整える努力をすることです。 自分の体調や生活状態に注意をして食生活にも気を使いベストな状態を保てるようにしましょう。

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