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ボキボキ整体の危険性
・ボキボキ骨や関節を鳴らす整体や矯正は危険?首・背中など避けるべき部位や意味
整体や整骨院で施術を受けたり、テレビで音を鳴らす施術を視て、「ボキボキ」「パキパキ」「ポキッ」と体の関節から音が鳴るのを聞いた事はありませんか?
整体の施術中に鳴るボキッて音は何?
体の歪みが一瞬で直った音?
と何となく思いますよね。
「音が怖い」「痛そう」といったイメージを持たれているこの「ボキボキ整体」は本当に安全で、果たして効果が高いのでしょうか?
今回はボキボキ音の正体をはじめ、効果や安全性、音をわざと鳴らす理由について説明します。
矯正を受けるか迷っている方や、体へ悪影響がないか心配な方はぜひ参考にしてください。
・ボキボキ音の正体は「気泡が弾ける音」
身近な例でいえば、指の関節をポキポキ鳴らすのと同じ状態です。
つまり、歪んでいた骨格や骨盤が元に戻ったり、擦れたりしている訳ではありません。
骨と骨の隙間には、関節の動きをスムーズにするため滑液(潤滑液)に満たされています。
その液体を貯留するために関節包が覆っています。
ボキッという音は、関節をグッと曲げたり引っ張ったりして、関節が今現在の可動域内(動かせる限界範囲)で、関節包の内部が陰圧に(外部より圧力が低く)なった際に液体内に気泡が発生し、それが弾ける事で音が生じる衝撃波による音と振動です。
なので施術の際は、ボキボキ音が必ず鳴る訳ではありません。
普通に施術していれば、鳴らないケースが主です。
一度ボキッと鳴った後にしばらく鳴らせないのは、破裂した気泡の細かい粒がまだ液体内に残っているため陰圧にならず、新たな気泡が発生しないからです。
・音を鳴らさなくても効果は同じ
巷の謳い文句では「一瞬で体の歪みを治した」と効果絶大に感じられるボキボキ整体ですが、実は音を鳴らさない施術と効果は変わりません。
実際は音を鳴らす行為に効果も意味もなく「矯正をした」ってイメージを植え付けるための、ただ音を鳴らしている状態に過ぎないからです。
このボキッという音が鳴る矯正法は、「スラスト」「高速低振幅操作(HVLA)」などと呼ばれている関節部分を強く引っ張ったり、素早く回転させたり、曲げたりする技法として言われていますが、高速で「関節部分を強く引っ張る」「素早く回転させる」「曲げる」行為をするから、関節包の内部が陰圧になり気泡が発生するだけ。
関節部に対する施術一番の目的は、関節の可動域を広げる事。
加えて、筋肉を緩める、体液の循環を良くする事が目的。
筋肉や関節を揉んだり揺らしたりして優しく施術する行為と、目的はまったく同じで、異なるのは“音が鳴るか鳴らないか”という点だけです。
つまり、音を鳴らしても体への直接的な効果がないとしたら、ボキボキ整体と普通の整体の効果に差はありません。
・首や背中を無理やり鳴らすのは危険
衝撃はあるものの意外と痛みはなく、スッキリするから好きだと言われる方も居ますが、スッキリする理由も単純で、関節を鳴らす際には身体には物凄いストレスがかかります。
過度のストレスが関節部にかかるので、脳から危険やストレス回避のために脳内麻薬が分泌され、結果としてスッキリ感が伴うだけです。
指や首を自分で鳴らすクセや鳴らさないと気持ちが悪いと感じる人は、安易に脳内麻薬を出す手段を覚えてしまってループしているだけです。
実際、スラストによる首や腰の施術は、人体に損傷を与える危険性が高いため、厚生労働省によって禁止されています。
実際に当院でも他の整骨院や整体でスラストによるダメージから神経障害が残っている方も多く来ます。
首じゃないからと背中から腰あたりに強い衝撃を何度も与え、無理にボキッと鳴らそうとする施術も大変危険です。
背骨には重要な神経が通っており、これらが損傷すると麻痺やしびれ、感覚障害など、重大な障害が生じる可能性があります。
血管まで傷ついてしまうと、さらに多大なリスクも出てきます。
教育を受けて正しい知識を身に付け、経験を積んでいる施術者であれば、このような危険な行為は避けるべきだと理解しているので、基本的には安心して任せても大丈夫だと思います。
教育を受けていれば、特に首の回転・伸展操作は絶対にNGだと理解している筈です。
より安心して施術を受けたいなら、「痛い」と感じる施術だった場合は、遠慮せずにその旨を伝え、すぐに施術を中止もしくは加減を伝えましょう。
特に若年者、高齢者や妊婦に対しては、体への負担が懸念されます。
例えば高齢者であれば、加齢によって関節がすり減ったり、骨がもろくなったりしてします。
関節リウマチや関節の変形、骨粗鬆症になっている方もいるでしょう。
成長期の若年者は骨や筋肉、神経に至るまで、全てが成長期なので、強い衝撃を何度も与え、無理にボキッと鳴らそうとする施術は非常に危険です。
同じように、胎児のいる腹部への影響を考えると妊娠中の方にも、関節を急激に動かす矯正法は、関節や骨に負担が掛かる恐れがあるため、避けましょう。
・整体でわざとボキボキ鳴らす理由
1.長年の施術方法を変えられないから
これまでずっとボキボキ鳴らす施術法に取り組んできたから、今更変えられない、という術者は数多く居ます。
ボキボキ整体と普通の整体の目的や効果が変わらないとしたら、体の不調を改善できるかどうかは、知識があるのは大前提ですが、技術にも左右されます。
そのため、長年の経験で培った技術にとても自信があり、体の不調を解消するためにはボキボキ鳴らす施術が必要、と術者が信じ込んでいるのであれば、ボキボキ整体を止めずに続けています。
2.パフォーマンス目的
良い悪いは別として、ボキボキ音をパフォーマンスにしている整骨院や整体もあります。
受ける側の要望があったり、「凄い!体が良くなった(軽くなった)気がする!」と思ってもらうための、脳内麻薬トリックです。
プラシーボ効果を利用していて、わざと音を鳴らす事で、音を鳴らさない施術よりも大きな効果があった、歪んだ骨格やズレた関節が元に戻ったと信じ込ませる罠。
3.受け手側の要望があるから
術者側の理由だけではなく、要望があって、わざと音を鳴らすケースもあります。
ボキボキ音をリクエストする理由は、前述したように脳から危険やストレス回避のために脳内麻薬が分泌され、結果としてスッキリ感が伴う効果を感じられるからです。
自分で指や首をボキッと鳴らす行為を、施術としての快感がクセになっている方も大勢います。
原則として厚生労働省には危険だから禁止にされている行為を、安易に施術される事は避けましょう。
本当に危険です。
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